なぜ、一度買った株をなかなか売れないのか

現状維持か、変化を望むか、分かれ道で迷うイラスト 雑記

人はなぜ、転職に二の足を踏むのか。
なぜ、一度買った株をなかなか売れないのか。
なぜ、今住んでいるところから、なかなか移れないのか。

このあいだ、ふとそんなことを考えていて、行き着いたのが「行動経済学」。

経済学は「合理的」、でも人間は違う

「経済学」という言葉自体は、誰でも聞いたことがあると思う。
ざっくり言えば、人は自分にとって一番得になるように、合理的に判断して行動する、という前提で成り立っている学問だ。

ただ、実際の人間は、そんなに合理的には動かない。

損すると分かっていてもやめられなかったり、得だと分かっていても踏み出せなかったり。
そういう「不合理な動き」を解明する。それが行動経済学だ。

3つの疑問、答えは全部同じだった

さっき挙げた3つの例、実はこれ、全部同じ理由で説明がつく。

「現状維持バイアス」

つまり、人は変化そのものを嫌う生き物だ、ということ。
今の状態が特別良いわけでなくても、「変える」という行為に対して、無意識に抵抗してしまう。

正直、自分にも心当たりがある。

何か迷ったとき、決断を下さなければいけないとき、つい「今のままでいいか」という方に気持ちが流れていく。
仕事でも同じだ。誰かに新しいやり方や新しい仕事を振られると、内容がどうであれ、まず「面倒くさいな」という感情が先に来る。

大事なのは、気づけるかどうか

これは別に、自分の意志が弱いとか、そういう話ではないらしい。
人間の脳がそもそも、そういう作りになっているということなんだと思う。

だからこそ大事なのは、

「面倒くさい」という感情が湧いた、その瞬間に気づけるかどうか。

それが単なる感情なのか、それとも本当に避けるべき理由があるのか。そこを一呼吸置いて考えられるかどうかで、転職も、株の損切りも、引っ越しも、結果はずいぶん変わってくる気がしている。
自分が変化を好むのか、嫌うのか、今動くべきか、動かざるべきか。
そんなもの数年たってみないとわからない(笑)。

最初の投資は、退職金からの30万円
約10年勤めた2社目の会社を辞めたとき、退職金は約200万円だった。そこで、まず30万円だけ使って、ひふみ投信を買ってみた。
50代、資産3,000万円あっても「お金を使うのが怖い」のはなぜなのか
55歳、資産3,000万円あってもお金を使うのが怖い。年金までの収入や資産の値下がり、突然の出費、早期退職への不安を、行動経済学の損失回避や現状維持バイアスから考えた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました