保険、何十年も見直していない。
正直に言うと、それだけだ。若い頃に勧められるがまま入った県民共済に、ずっと入りっぱなし。見直そうと思ったことすら、ほとんどなかった。
きっかけは、30年以上前から株式投資をしている知り合いと話したことだった。
「戻ってくるお金がある保険」の話
その人が言っていたのは、こういうことだった。
- お金が戻ってくるタイプの保険(貯蓄型)は、実はあまり効率が良くない
- それなら自分で貯蓄するか、投資に回したほうが、よっぽど増える
- 教育資金の保険なども同じで、戻ってくる額を計算すると、全然物足りない
- 月に2万、3万と保険に払うくらいなら、その分を貯蓄や投資に回したほうがいい
- もしもの時の保障だけを、できるだけ安く備えるなら「掛け捨て」が一番コスパがいい
聞いた瞬間、なるほどと思った。同時に、自分がずっと入っている県民共済のことを思い出した。

県民共済は、最初から「掛け捨て」だった
言われてみれば、県民共済はもともと掛け捨てに近い仕組みだ。掛け金は安く、それでいて年度によっては割戻金という形で一部が戻ってくる。
「戻ってくるお金を期待して入る」保険ではなく、「もしもの時のために、できるだけ安く備える」という発想でできている。知人の話を聞いて、たまたま自分が入っていたものが、理にかなった選択だったんだと気づいた。
同じ2万円でも、保険に回すか、自分で貯めるか
子供がいる人は教育費もこれからかかる。だからこそ、月に2万、3万というお金をどうするかは非常に大事だ。
もしそれを保険に回していたら、今頃どうなっていただろうと考える。実際には、退職金の一部を投資に回した経験があるが、増えるときはちゃんと増える。
保険にお金を預けるくらいなら、自分で強制的に貯めるか、投資に回したほうがいい。実際、自分の場合はそう思った。
見直すというより、「これでいい」と再確認した話
この記事は「保険は無駄だから解約しよう」という話ではない。むしろ逆で、何十年も放置していた県民共済が、結果的に自分の考え方に合っていた、という話だ。
保険に詳しい人と話して、初めて自分の入っている保険の意味を理解した。見直すきっかけがなければ、たぶんこのまま「なんとなく入っているもの」で終わっていたと思う。
もし同じように何十年も保険を放置している人がいたら、一度、自分が何のためにその保険に入っているのか、確認してみるのもいいかもしれない。
自分の結論はシンプルだ。最低限の備えなら、県民共済が最強だと思う。


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