「東野圭吾、気になってるけど普段そんなに本を読まない。長編とか難しそうなのはちょっと…」
そんな人にまずすすめたいのが、
『名探偵の掟』だ。
実はこれ、自分が一番最初に読んだ東野圭吾作品でもある。しかも買ったのは90年代、単行本で。もちろんまだ東野さんが今ほど売れる前の話だ。
短編だから、とにかく読みやすい
主人公は「天下一大五郎」という、どこかで聞いたことがあるようなないような名前の名(迷?)探偵。
文章はミステリというジャンルそのものを思い切り茶化したようなノリ。
なのに中身は、さすが東野さんという作り込みの一級品。
密室殺人、フーダニット、ダイイングメッセージ……
古今東西のミステリのお約束がこれでもかと詰め込まれていて、「なぜこういうトリックが生まれたのか」「ミステリってこう読むと面白い」という解説パートまで楽しめる、ちょっと変わった一冊だ。
ミステリなんて普段読まない人でも、読んでいるうちに思わず笑ってしまい、気がつけばすっかりミステリ好きになっている。そんな入り口にちょうどいい一冊。
「長編はちょっと…」という人にこそ
でも「長そうだし、いきなりは重いな…」と手が伸びない人も多いはずだ。
そういう人こそ、最初の一冊は
でいい。読み終わる頃には、もう次の東野圭吾作品を探しているはずだ。
続編の『名探偵の呪縛』も合わせてどうぞ。

『ファイア・ドーム』|辻村深月さんが苦手だった自分があっという間の読了
辻村深月『ファイア・ドーム』上下巻を読んだ感想。これまで辻村深月作品が苦手だった50代の自分が、今回は大絶賛。SNS時代の誹謗中傷や見えない恐怖、登場人物への共感、上巻から一気に読ませる面白さを紹介します。

半年以上前に買った「殺し屋の営業術」、寝かしてたら面白くなった?!w
半年以上前に買って積ん読になっていた本を、本屋大賞ノミネートのニュースで思い出して読んだら止まらなくなった話。営業マンが殺し屋になるという設定と、働くことのリアルな感情が刺さる一冊でした。


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